どこから加入する?「販売チャネルの種類」

保険はどこで加入するの?

今や、保険に加入するには保険会社の営業職員さんから・・・という時代ではなくなりました。では、どうやって加入すればよいのでしょうか。自分に合った方法を見つけるために、保険の販売チャネルについて知っておきましょう。

どんな販売チャネルがあるの?

保険の販売チャネルとして、営業職員や保険代理店のほか、通信販売や金融機関の窓口などがあります。そもそも保険商品は、保険会社により作られています。営業職員は、自分が所属する保険会社の商品を販売しています。つまり直販というわけですが、近年では営業職員のほかにも直販のチャネルとして、保険ショップを運営する保険会社が増えてきました。

直販保険ショップでは、自社の保険商品のみを取扱っています。しかし、今では商店街や商業施設などで見かけることが多くなった保険ショップは、保険会社直販のほかに、保険代理店が経営するものもあります。

保険代理店とは、1社または複数の保険会社の商品を販売する、個人または法人の代理店のことで、日本全国では91,111の生保代理店、196,043の損保代理店が営業しています(2016年度末時点)。保険ショップのように店舗を構えて営業する来店型と、相談者の自宅などに出向いて販売をする訪問型の代理店があります。

通信販売とは、インターネットや郵送、電話などで加入することです。近年では、ネット系生保という言葉があるように、インターネットから申込みができる保険会社も見かけるようになりました。また、通信販売用に保険商品を設計する保険会社もあるようです。チャネル専用の保険商品という点では、銀行や証券会社などの金融機関でのみ販売している保険商品もあり、その場合はほかのチャネルでは加入できないことがあります。

自分に合った加入の方法は何だろう?

保険の販売チャネルについて図にまとめてみました。

まず、保険を販売する募集人や代理店と「対面」するかどうかがポイントです。対面の場合は、加入の検討段階から面談を重ね、納得したのちに加入できます。最近ではほとんどの場合、保険の販売資格を持つ保険募集人はファイナンシャルプランナーの資格も持っています。幅広い知識でアドバイスをしてくれることも期待できます。ただし、検討から加入まで面談になるため、時間の確保が必要となります。

非対面の場合、多くの保険会社の商品から選ぶという作業を自分で行うことになるため、ある程度の保険の知識が必要です。加入の目的に合った保険商品を選ぶことができ、対面で相談する時間がない方に向いています。電話や郵送の場合でも、商品内容についての問合せはできますが、事前に取寄せた資料によく目を通して理解しておくことが大切です。

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