保険を見直すには?「生命保険の見直しのながれ」

生命保険の見直しのながれを知っておこう!

今加入している生命保険はわが家に合っていますか? 今の保険を確認し、本当に必要な保障がカバーされているのかなどを確認するながれについて知っておきましょう。

1・家族が加入している生命保険を整理しよう

1・家族が加入している生命保険を整理しよう

保険の見直しを行うには、現在加入している保険を「知る」必要があります。まずは、現在入っている保険の内容を、家族全員分、一覧にして整理してみましょう。その際、死亡保障、医療保障、その他の保障を洗い出して、漏れなく書き出すことが大事です。

□死亡保障
亡くなったときに保険金が受取れる保険を整理します。記入する金額は、病気で亡くなった場合の普通死亡時の保険金額です。複数の保険に加入している場合は、すべて書き出して死亡保障額を把握しましょう。

□医療保障
保険証券を見ながら現在の保障内容を書き出します。記入するのは入院1日あたりの給付金額と保障期間(終身かどうか)などですが、1入院あたりの限度日数や通算日数、入院何日目から保障されるかなどもメモしておくとなおいいでしょう。

先進医療特約が付いているかどうか、他に特別な特約が付いていないかなども備考に整理しましょう。

□個人年金保険やその他の保障
そのほか、加入している保険があれば、すべて記入します。個人年金保険や学資保険(こども保険)、介護保険など漏らさずに書き出しましょう。

2・必要保障を点検し見直しプランを考える

死亡保障と医療保障の目安額については、別コラムを参照してください。
⇒必要保障額の考え方
死亡保障額は、残された家族が経済的に困らない額がカバーされているかどうか、あるいは逆に、保障が大きすぎないかをチェックします。医療保障も、1日あたりの入院給付金の額が適切かどうかコラムを参考に確認しましょう。

保障不足が判明した人は、定期保険や収入保障保険に入るなどで死亡保障を上乗せし、保障額が多すぎる人は減額します。その際、より有利な商品があれば乗換えてしまうのも手です。ただし、予定利率が高い「お宝保険」をうっかり解約しないよう要注意です。また、乗換える場合は、新しい保険の保障が始まってから古い保険を解約することが鉄則です。

3・その他の保障の必要性をチェック

死亡保障と医療保障以外にも、生命保険で備えられる次のようなリスクに備える必要性はないか、チェックしましょう。

□がん保障⇒がん保険
□介護保障⇒介護保険、介護特約
□老後資金⇒個人年金保険、変額年金など
□教育資金⇒学資保険(こども保険)、低解約返戻金型終身保険、外貨建養老保険など

すでに加入している場合でも、古い商品の場合は、保障内容も確認しましょう。十分でないと感じる場合は、乗換えも検討してみましょう。

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