<教えて!保険の見直し>「医療保険の見直しアドバイス」

医療保険を見直そう!

医療保険は病気やけがで入院・手術などの治療を受けたときにかかる医療費の支払いに備える保険です。見直すときの疑問にお答えします。

Q・医療保険はどんなときに見直せばいいのですか?

Q・医療保険はどんなときに見直せばいいのですか?

医療保険の見直しが必要なときは、主に下表のようなときです。社会人になったら、大人になった証しに医療保険は自分で入りましょう。若くても病気やけがで入院するリスクがあるからです。もし、親が保険をかけてくれていたら、その保険の医療保障が適切な内容かを確認し、大丈夫だったら契約者の名義を自分に変えて保険料は自分で払うようにしましょう。適切ではなかったら、医療保険に入り直しましょう。

結婚が決まったら、男女とも、医療保障を準備できているかを確認し合いましょう。女性は妊娠してからでは医療保険への加入が制限されるので、早めに入っておくにこしたことはありません。住宅を購入すると団体信用生命保険に加入するので死亡への備えはできますが、長期入院で収入が減ったり途絶えたりしたときの備えはありません。このため、ローン返済に備える医療保険を上乗せすると安心です。ただし、がんや3大疾病など特定疾病の保障付の住宅ローンを借りた場合はその限りではありません。

会社員から自営・自由業に転職した、または、逆のバターンの場合は社会保障が変わります。このため、自営・自由業になった場合は増額、逆のパターンは減額の見直しが必要です。

また、このようなことがなくても、3~5年ごとに見直したいもの。医療技術の進歩や社会保障の改正などで医療を取り巻く環境が変わり、それに伴って医療保険の保障内容も進化したり、保険会社のサービスが充実していくからです。

医療保険の見直しが必要なときとは?

□社会人になったとき
□結婚が決まったら
□住宅を購入したら
□会社員から自営・自由業になった、自営・自由業から会社員になったとき

Q・医療保険を見直すときのポイントはどんなことですか?

入院日額、保障期間のタイプ、保障内容が古すぎないか、特約の保障の4ポイントです。

入院日額は極端に少額な人はいないと思われますが、5,000円~1万円、自営・自由業者は1万5,000円あればいいでしょう。保障期間のタイプは10年ごとなどに更新していく更新型に加入している人は、保険料が段階的に上がっていかないよう、また、高齢期に医療保障がなくならないよう終身保障タイプに切替えを。

医療保険の保障内容は進化しつつあります。例えば、何日目からの入院から保障されるか、どのような手術が保障されるかは、加入時期で異なります。現在、日帰り入院から保障される、外来で受けた手術も保障されるなど保障範囲が広い医療保険が主流です。入院は5日目から、手術は約款88種を保障するなど古いタイプに加入している場合は最新の医療保険に入り直した方が、実際に入院したときの納得感が大きいでしょう。

また、特約の種類も増えつつあります。先進医療の技術料を保障する特約は必須と考え、それ以外の特約はニーズに合わせて選んでください。

医療保険をどう見直していいかわからない場合は、信頼できる保険代理店やFPに相談するといいでしょう。

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