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キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
平均体高
オス
31~33㎝程度
メス
31~33㎝程度
平均体重
オス
6.7kg
メス
6.0kg
平均寿命

11.1歳

このイヌ種について

概要

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、キング・チャールズ・スパニエルを品種改良したイギリス原産の小型犬です

その歴史はイギリス王室と深くかかわっており、祖先犬のキング・チャールズ・スパニエルはチャールズ2世(在位1660年-1685年)に大変寵愛されました。

ちなみにキャバリア(Cavalier)とは中世の「騎士」、スパニエル(Spaniel)は従者という意味になります。近年になってから、チャールズ王に愛された名犬を復活させる気運が高まり誕生したため、「チャールズ王の忠実なお供の騎士」といった思いが名前に込められました。日本では名前が長いので、短縮してキャバリアやキャバと呼ばれています

外見

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの外見・特徴は、丸く大きな目と長く垂れさがった耳にあります。首周りの立派な飾り毛と細く滑らかな被毛のおかげで、大変優雅な印象です。

被毛は絹糸のようになめらかで、長くまっすぐに伸びており、こまめなお手入れが必要です。

毛色は、ブラック・アンド・タン、ルビー、ブレンハイム、トライカラーなどのバリエーションがあります。王様の犬だけあり、とにかく優雅な雰囲気満点の犬です。

習性・性格

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの習性・性格は、一般的に好奇心旺盛で活動的に動き回る反面、優しく人と接することが大好きな穏やかな性格をしていると言われています。
社交的で人になつきやすいため、しつけは比較的しやすい犬です。

かかりやすい病気

傷病例

  • 1位 外耳炎

    耳介から鼓膜までの部分を外耳といいますが、この外耳の皮膚に炎症が起こることを外耳炎といいます。ワンちゃんでは多く見られる病気で、治療が遅れると慢性化する場合があるので、注意が必要です。

  • 2位 弁膜症

    弁膜症とは、心臓内にある4つの弁が何らかの原因で閉まらなくなったり(閉鎖不全)、狭くなったり(狭窄)する疾患です。その中でも犬で特に多いといわれる「僧帽弁閉鎖不全」は老齢の小型犬での発症が多い心臓の病気で、心臓の左心房と左心室の間に位置する僧帽弁(血液を送り出す際に開いたり閉じたりする機能を持つ弁)が、なんらかの原因で変性し、閉鎖不全が生じるために起こる病気です。犬種では特にマルチーズ、ヨークシャー・テリア、シー・ズー、キャバリアなどに発症が多いといわれています。

  • 3位 嘔吐/下痢/血便
  • 4位 胃炎/胃腸炎/腸炎
  • 5位 角膜炎

    目の黒目部分の表面をおおっている角膜が炎症を起こした状態をいいます。シー・ズー、フレンチ・ブルドッグ、パグなど鼻が短く眼が大きな犬種は目をぶつけやすいため角膜炎が多く起こるといわれています。

  • 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)

診療費について

年間診療費

年間診療費(参考)
113,528

診療費例

中耳炎
年齢 4歳
治療日数 通院1日
診療内容
  • 初診料:1000円
  • 耳鏡検査:1000円
  • 内服薬(7日分):3,500円
合計 5,500円
  • 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2017」より。
  • 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。