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ロシアンブルー

ロシアンブルー
平均体高
オス
-
メス
-
平均体重
オス
3~5.5kg
メス
3~5.5kg
平均寿命

13.1歳

このネコ種について

概要

ロシアンブルーの起源については諸説ありますが、1800年代後半に、イギリス人がロシア原産の猫を連れ帰ったのが始まりとされています。別名フォーリンブルー、スパニッシュキャット、マルティーズキャットとも呼ばれます。

かつて人気だったロシアンブルーでしたが、第二次世界大戦中に激減し、絶滅の危機に瀕したことがあるんです。しかし繁殖用の個体を守り、ブリティッシュ・ブルーとシャムネコと交配させることで回復し、かつての姿を守れたのです。これがイギリスで行われたために、原産地はイギリスだとされることもあります。

外見

印象的なブルーの毛色、尻尾にゴースト・タビーが見られることもあり、とても神秘的な外見をしています。目はくりくりと丸く、子猫のときは薄い青や黄色をしていますが、大人になるとエメラルドグリーンになるんです。

毛は短くほっそりした体型ですが、ダブルコートと呼ばれるアンダーコート・トップコートという二重の毛皮により、むくむくした外見に見えます。この毛は非常に細く、触り心地はシルクのようでとても気持ちいいです♪

また口角があがっていることで微笑んでいるように見えるのも特徴的。「ロシアンスマイル」と呼ばれるこの表情が、人気の一つにあるのです。

習性・性格

とても穏やかな性格で、よく「犬のような性格」と言われます。飼い主に忠実な性格を持つためにそのように言われてますが、一方で見知らぬ人にはなつきにくいとも言えます。人見知りや警戒心が激しいため、接する上ではきちんと信頼関係を築くことが大切です。飼い主と認めた相手には献身的な愛情を持ってくれます。

体臭や口臭がほとんどなく、おとなしくてほとんど鳴くこともないため、飼いやすい猫とされています。ただし遊ぶことが大好きで運動量も多いため、たくさん遊ばせてあげることが必要です。

かかりやすい病気

傷病例

  • 1位 膀胱炎

    膀胱に炎症が起こることが原因となり、血尿、頻尿、排尿時の痛みなどの症状が見られる病気が膀胱炎です。排尿困難や血尿などの泌尿器症状を引き起こす「猫下部尿路疾患(FLUTD)」の要因の1つです。

  • 2位 腎不全

    腎臓は、尿の生成・老廃物や毒素の排出・ホルモンの分泌などを行っている臓器です。この腎臓が十分に機能しなくなると、多飲や食欲不振、嘔吐などさまざまな症状を引き起こします。この状態を「腎不全」といいます。

  • 3位 嘔吐/下痢/血便
  • 4位 尿石症

    尿に含まれるリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分が結晶化し、腎臓、膀胱、尿道などの泌尿器で結石となるためにさまざまな症状を引き起こす病気です。

  • 5位 胃炎/胃腸炎/腸炎
  • 「かかりやすい病気」はアニコム損保「どうぶつ診療費ドットコム」より。(2019年10月末時点掲載)

診療費について

年間診療費

年間診療費(参考)
66,831

診療費例

細菌性外耳炎
年齢 1歳
治療日数 通院1日
診療内容
    再診料:700円 点耳薬(ウェルメイトL3):2,000円
合計 2,700円
  • 「年間診療費(参考)」はアニコム損保「家庭どうぶつ白書2016」より。
  • 「診療費例」はアニコム損保へのご請求の一例です。